鈍感さん見つからず

富士に向かって北上中

三島までの行程が残っているものの、『有りがたうさん』関連は昨日で実質おしまい。
泊まった新井旅館に注目である。ここは小津安二郎『お茶漬の味』の舞台。木暮実千代淡島千景、上原葉子、津島恵子が泊まる、修善寺の旅館なんである。もちろん、池に面した桐の棟の部屋。(ただし安い方ね。)
あまりに寒くて窓を開け鯉にえさをやる気にはならなかったが、見たところ“鈍感さん”のような真鯉はいないようだった。