#205:83km 熱海温泉行(往路)

朝になってCDを焼いたりして出発が遅れる。10:00前、ようやくパンダ始動。とってもいい天気だ。正月の疲れを癒す名目で、修善寺からひと月余りでまたまた温泉。今回は、大衆的な温泉の代表格、熱海。近い近い。BGMは作ったばかりの、パンダゴロ選曲によるシネマ関連MP3CDその2。100曲入りだ。
10時を回ったからか、R134は結構混んでる。富士山に向って一直線。

小動渋滞あり、湘南大橋渋滞あり、花水川橋渋滞あり、石橋料金所渋滞あり。途中、西湘PAにてトイレ休憩。今回の真鶴道路は無料の旧道を選択。途中はスイスイだけど、湯河原で合流するところが渋滞するので、やはり有料が速いようだ。熱海ビーチラインを経由して、予定をやや遅れ12:20頃熱海に入った。が、熱海はやり過ごし、そのまま南下。多賀にあるそば処・多賀に。古民家利用の蕎麦屋で、昼食。かきあげはおいしかったよ。

引き返す。アカオハーブ&ローズガーデンのとこから山へ。どこへ行く、パンダ? 急峻な坂道を上り、くねくね道を駆け、13:45頃、たどり着いたのは風雲文庫。村上春樹も推薦(?)の、怪しい、怪しい、個人博物館である。駐車場などないので道端に適当に、とはいえ坂なのでしっかりサイドブレーキを確認して停める。

噂通り、おばさんに鍵を開けてもらって入る五重塔の中は冷え冷えしていた。展示物の真贋はさておき、蒐集家としての執念には脱帽である。ひとつひとつの展示物に付いている説明が熱い。ひとりで管理しているらしいおばさんは普通の人に見えた。ヒーローの家でコーヒーをいただきながら、窓外の絶景を眺める。おばさんの言う方向に備え付けの望遠鏡を向けると遠く江ノ島ランドマークタワーまで見えた。ふと近くの山中に眼を移せば、新興宗教のものらしい建物がいくつも建っていた。怪しいぞ、熱海。

15:00、パンダは熱海秘宝館前にいた。熱海を通り過ぎるたび、気になっていた秘宝館。ついに見参である。Webページにあったクーポンを使ってもひとり1,500円。ひゃー、高い。展示は、わはは。妖しさを期待してはいけないのだな。それにしても、人が多くてじっくり見られない。こりゃ儲かってるぞ。ここを中国語対応にして、中国、台湾からツアーを呼べば不況知らず、大人気間違いなしだ。熱海復興の鍵は秘宝館にあり。

山を下り、本日の宿、大月ホテル和風館に16:00頃到着。オドメーター8,363km。早速お風呂だ。