#211:64km 箱根行(往路)

 有給休暇を付けて4連休にする目論見があったのだが、あっさり崩れた。くやしいので一泊二日で近場に出かけることにした。海辺の温泉にしようと思いWebを漁ったが、晩ごはんが海鮮ばかりでちっとも美味しそうじゃない宿しかないので、天下の険、箱根にした。昨夜から続く風雨がかなり収まってきた10:00出発。あー、洗車しないバニライエロー熊猫はすっかり虎猫状態である。BGMはパンダゴロが作ったMP3CD第3弾。今度のはポップスだ。
 この悪天候では、さすがにR134も空いている。波は荒く、サーファーも見えない。

30分ほどで茅ヶ崎に到達、松葉が散乱するR134から西湘バイパスへ抜け、1時間で箱根口まで来てしまった。ここでついに渋滞。箱根湯本を抜けるまでノロノロ運転。それでも11:45頃には宮ノ下の町営パーキングにパンダを駐車できた。雨はパラパラ程度。客のいない、マダムスンという韓国料理屋で石焼ビビンバの昼食。もう少し庶民的なインテリアにした方が流行るのでは?と思いながら、熱々のビビンバをほおばる。その後、川邊光栄堂でいつもの鉱泉煎餅を購入。
 13:00前出発。再びパンダを駆り、芦ノ湖を目指して登山。パンダゴロは隣でウトウト。元箱根のいつもの無料駐車場へ。芦ノ湖もどんよりだ。

ここから恩賜公園に向かい歩き出したところ、寝ぼけたパンダゴロが車にカバンを忘れたと言い出し、しかたなく戻る。恩賜公園までは結構あるので、思い直して車で恩賜公園に向かう。ここの駐車場は有料で、1時間300円。寒いし、ケチらないことにしよう。初めて入る恩賜公園には、離宮はとっくの昔になくなっており、展望用の洋館が建っていた。ベランダから湖を眺める。やっと晴れてきたが富士山は見えない。洋館前には離宮の西洋館の礎石が残っていて、そこだけ往時を偲べるほかは、何もない。ぶらぶら駐車場まで戻る。
 14:30頃、本日の宿、箱根ホテルに到着。オドメーター:8,579km。やっぱり箱根は近いなあ。
 部屋からの眺めは最高。夕方には富士山がくっきり見えるようになった。