#219:393km 芦ノ牧温泉行(往路)

会社恒例の6月第1金曜休み。一昨年は日光(⇒d:id:jinqi:20070608)、昨年は草津(⇒d:id:jinqi:20080606)と、最近は“北”に行くことにしている。梅雨入り前後なのでいつも雨に降られるのが難点だ。今年の目的地は芦ノ牧温泉。まだ梅雨入りはしていないものの、心もとない予報で不安だ。パラパラ降り出した中、遠出前のガスチャージ。さあ出発、と思ったら、GPSレシーバを忘れたことを思い出し、早々に帰宅。これがなくっちゃ始まらない。

6:40、気をとりなおして再出発。長いドライブのBGMはパンダゴロ製作のポップス mp3 CD。朝比奈ICから高速道路利用。平日早朝だから空いている。湾岸を通り、葛西JCTを左折し、川口JCTから東北道。ここまでたったの1時間。東北道では、蓮田、上河内、那須高原と3つもSAをハシゴして休憩。それでも、須賀川ICから高速を降りたのは出発から4時間後だった。明日なら1,000円だったろうが、ETCが示した額は4,800円。こりゃ確かに土日が混むはずだ。

ここから国道118号線を西へ。途中の茨城街道(国道294号線)と交差する地点は地図で見てもややこしそうだったのだが、案の定、道を間違え白河方面へ向かってしまい30分くらいロス。こういうときは車内でパンダゴロと非難の応酬である。118号線に復帰し、鳳坂峠越え。車はまばら。羽鳥湖畔を抜け、湯野上温泉から国道121号線を一旦南下。塔のへつりに向う。

当地に到着する前に、昼ごはん。もう12時半だもんな。たまたま見かけた国道脇の蕎麦屋・五晃苑に入る。へつりそばなるものが名物らしいが、それは避け、ざるそば。頼んだら、“もりそばですね”と言われて、実際もりそばが出てきた。うーむ、メニューには“ざるそば”と書いてあるが…。山奥で海苔が採れないのか?

塔のへつりは、蕎麦屋から800m。無料駐車場にパンダを停め、徒歩で接近。土砂崩れがあったらしく、へつり部分のわずかしか歩くことができなくなっていた。これでは観光地としての魅力激減。金返せー状態である(無料だけど)。そもそも『女の中にいる他人』(成瀬巳喜男/1966/東宝)のロケ地かもとパンダゴロが言うので来たのだけれど、そちらもどうやら違っていたらしく、残念な訪問に終わった。小林桂樹新珠三千代もここには来なかったのだ。そばを走る会津鉄道トロッコ列車も見られなかった。

国道121号線を北上し、湯野上温泉を通過し、芦ノ牧温泉には14時過ぎに到着した。宿泊するのはこの温泉地では最大級の大川荘。団体さんがどっとやって来てドンチャン騒ぎしそうな雰囲気の温泉旅館だ。車寄せでパンダを係員に預け、ここで本日のドライブは終了。オドメーター:9,069km。いよいよ、というか、やっと10,000kmが見えてきた。峠越えでか、ボンネットに虫がいっぱい付いてしまった。結局、こっちでは日中雨は降らなかった。

本日のドライブルートはこちら。

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