#278:142km 箱根日帰り小旅行

5月以来、出雲のゆらり以外の温泉に入っていない。忙しくてなかなか泊まりがけで出かけるのも大変。というわけで、東京国際映画祭東京フィルメックスの狭間で、箱根に日帰りすることになった。箱根なら近い。いわゆる「安・近・短」レジャーだね。あらかじめ取ってあった有給休暇は「あたり」。いい天気である。
朝9時すぎ、出発。ガスチャージを終え、R134に出る。さすが、平日、ぴゅーっと湘南大橋辺りまではひとっ飛びである。袖ヶ浜でやや渋滞。片道1車線なんだからしかたがない。西湘バイパスも順調。そのまま箱根新道に入る。山はまあ紅葉しているが、まだピークではない様子。

箱根新道で上まで上がったら元箱根を少し散策しようと思っていたのに、道をまちがえてそのまま芦ノ湖スカイラインに入ってしまう。せっかくなので、高みから芦ノ湖を眺める。

残念ながら南、西方向は雲が立ちこめていて富士山は見えない。湖尻を回り、お昼ごはんへ。
老舗のオーベルジュ、オー・ミラドーに出発から2時間で到着。ぼくらにはちと高級すぎたかも。ごはんはやはり賑やかに食べたいものだ。それでもここで2時間くらい過ごす。
次は温泉だ。宮ノ下まで下る。途中、珍しく登山鉄道の踏切に引っかかった。

行ったのは楽遊壽林自然館という日帰り専用のお風呂屋さん。一日100名限定。三段になった露天風呂を楽しんだが、施設はウェブの画像よりいささか古ぼけていた。なんだかんだで1時間。
湯上がりに、すぐ近くの富士屋ホテルに移動。新しい駐車場ができていたので、そちらに駐車。ホテル内は混んでいた。順番待ちしてティーラウンジに座り、ケーキを食べる。あ、外は雨が降ってきたらしい。

もう4時を回ったし、帰ろう。
いきなり渋滞。平日でも宮ノ下〜箱根湯本は混むんだな。ノロノロと下っていった。湯本からは順調。雨も止んだ。というか下界ではもともと降っていなかったのかもしれない。西湘バイパス終点の渋滞は平日ならたったの400m。復路もほぼ2時間で帰宅。オドメーター:12,465km。車検後の初長距離はさすがに快調だった。
しかし、きょう立ち寄ったところはどこも高かった。宿泊費がかからなかったとはいえ「安・近・短」とは言い難い。あと、日帰りは疲れるし、お酒も飲めない。やはり温泉、観光地には泊まりがけで行きたい。